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よいくらし

雑記 おもしろそうな事を探している 遊んで楽しく良い暮らしな感じ

25歳からスノーボードのために山篭りをしたお話①

なぜそうしたのか?

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それはIT系の会社に丸2年近く勤めていた頃の話だ

よくある話なんだろうが、その会社の上のほうの人たちを見ていて

自分が憧れる対象がいなかったというか

ああはなりたくない

と感じていた

 

それまでの人生は

自分のしたいように、興味のあることには飛び込みまくって生きてきた

会社員になって丸2年

基本的には気のいい先輩や同僚に囲まれて暮らしていた時期だった

社内に気に入らない人間なんているのが当たり前なのだろうが

当時、やけに人の嫌な部分ばかりが目にはいるようになってしまっていた

 

自分がそんな風になっていることに驚いたし

このままでは何かがヤバイ

そんなふうに感じていた

 

そんな時、目標にしていた100万円貯金が達成された

「これだけあれば雪国に移住して冬はスノーボード三昧の生活ができる」

今でも賢くなったつもりは無いが、その頃を思い返してみると

今よりもっと振り切った思考回路だった事が、今ならばよく分かる

あぁ、確かにこいつは賢くない

だが嫌いじゃない、むしろ好きだ

 

とはいえ、せっかく就職して慣れてきた会社に別れを告げるのは惜しい

自分の友人の中で一番スノーボードが好きな2人の友人に話を聞いてもらうことにした

 

夜のファミレスで久しぶりの再開を楽しんだ後

「仕事を辞めて雪国に住もうかと思っている」

そういう話をした

 

2人の反応はもの凄くあっさりしていた記憶がある

 

「あ、オレも行きたい」

「オレも行きたい、仕事辞めるわ」

 

こいつら本気か?軽すぎない?

あまりにもあっけなく一緒に行こうとする友人2人に対して

いやいや、もっとよく考えなくていいの?という心配が沸々とわいてきた

え?マジで?仕事やめんの?などいろいろ聞いてみた

どうやら本気らしい

ヤバイ、こいつらオレよりずっと振り切ってる・・・

でも、そうだよな

スノーボード大好きだもんな

働いてる場合じゃねぇよな!(え?)

 

そして、それなら一緒に住もうということになり

次には現地の不動産屋で会おう

という約束をしてその日は別れた

 

コレはもう神様とかそういう何かの超越的な存在がオレに行けと言っているんだと思った

答えはきっと、いつだって自分の中にある

そして、仲間がそれに気付かせてくれることもある

オレは、それに沿って生きていく事にした

そして会社を辞めました

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まずは仲の良かった先輩に会社を辞めたいと伝えることにした

特に強く引き止められる事はなく、ちょっと悲しかった覚えがある

辞めた後で泣いたという話を聞いてちょっと嬉しかったのも覚えている

 

ネットで辞表の書き方を調べて書いた

社長に辞める旨を伝えた

あぁ、オレはこの環境を捨てるんだな

そんな事を感じていた

 

よくみんなで飲んでいた部署だった事もあり

お別れ会もドンチャン騒ぎで気持ちよく送り出してもらえた

いい同僚に恵まれていたと強く思えるようになるのはもっとずっと先の事だ

当時のオレが見ているのはスノーボードばっかりだった

 

とにかくこうして会社に別れを告げたオレは実家に戻って

仕事のない、夢に向かう時間を満喫していた

まずは仕事をしなくてよくなった解放感を全身に感じて

丸1週間浴びるように朝から晩まで呑んだくれたのだった

 

仕事を辞めた事がある人にしか分からないだろう

完全にすべてのモノから解き放たれたようなあの感動は

 

家探し!

雪国移住のため現地の不動産屋に行って物件を見てまわっていた

オレたちが行ったのはバブル期の開発によりリゾートマンションだらけの地域だった

そのため、どう考えてもリッチすぎるような部屋が比較的安価で貸し出されていた

いくつか物件を見たところでだいたいの落とし所が見えてきた

 

そして最終的に家賃66000円1LDKの部屋を選んだ

3人で住むので1人22000円である

3人なのに1LDKのこの物件を選んだのにはワケがある

この部屋のリビングは20畳もあったのだ

しかも、運良く訪問時に付いていた家具全部(ソファやベッド、テーブルや冷蔵庫、電子レンジまで)をそのまま貰うことができた

なんというラッキーだろう

 

ちなみに、共用施設がスゴイことになっていた

24時間入れる大浴場

ジャグジー

25メートルの温水プール

ビリヤード台(有料)

シアタールーム

トレーニングルーム

1Fにコンビニ(冬のみ)

 なんじゃこりゃ~!である

 

バブルがそうさせたモンスター物件である

こんな物件がこの値段で借りれるなら

賃貸生活バンザイだ

夢のような物件にも出会えたし

新しい生活が始まるという期待でワクワクしていた

 

引っ越し

その頃、オレは車を持っていなかったので

安く手に入りそうな車を探していた

久しぶりに会った中古車屋に勤めていた友人と飲んでいた時に

「何か安い車なんでもいいからないかな~」

なんて聞いてみたところ、意外な答えが返ってきた

「ちょうど要らなくなる車があるからそれで良ければあげるよ」

 

???

 

え?なんですって!?

 

思い出してみても不思議だ

こんな事ってあるのか?

 

結局名義変更の手続きまでしてもらってしまった

世話になりっぱなしだった

なんでこんなに良くしてくれるんだ?と聞いてみた

オレがかつて彼に良くしたかららしい

車を貰えるほどの事をした覚えはなかったが

とりあえずお礼はラーメンでいいらしい

ありがとうありがとうマイフレンド

そんなこんなで車が手に入ってしまった

 

そしてその頂きものの車に夢と荷物を詰め込んで賃貸契約の始まる日に合わせて出発した

他の2人は仕事を辞めるのに引き継ぎが発生したりいろいろあったようで

1ヶ月くらいは1人で暮らすことになった

 

そして、例の凄まじい施設を独り占め状態で使いまくりの日々がやってきた

 

リゾートマンション独り占め生活で感じたこと

1人なのをいいことにフルチンでプールを泳ぎまくって遊んでいたら

管理人さんに見つかって注意されてしまった

サンドバッグ殴る蹴るしまくったり

温泉で泳ぎまくったり

シアタールームで1人で映画観たり

 

とにかくはしゃいで意味もなくやりたい放題した記憶はあるが

どれもこれも全部1人だった

 

広い部屋に住んで素晴らしい施設を使い放題でも

1人では持て余すだけである

 

とにかく友人の到着とゲレンデのオープンが待ち遠しかった

 

完全に隠居生活状態の25歳が感じていたこと

それは寂しさであった

 

年老いて、本当に隠居生活ができる日がくるとしたら

その時は誰かと一緒にがいいな、と思った

 

 友人到着!

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さて、待ちに待ったシーズン到来、友人も揃った!

あとは滑りまくりじゃ~!

しばらくは昼間滑って夜宴会!

滑って宴会!滑って宴会!

という望み通りの素晴らしい生活を満喫した

 

ゲレンデでの知り合いも増えていって

一緒に飲みに行くような友人もできた

楽しく雪国に溶け込んでいくうちに、1回目の冬が終わろうとしていた

しかし、オレは自身の目標であるF720をメイクできていなかった

 

目標を達成できずにシーズンが終わりに近付いていく感覚

あれは大嫌いだ

嫌いだが、できないものはできない

無茶をして怪我でもしたら余計に目標からは遠ざかってしまう

もっと早くからこうしていれば良かったんだろうか

雪国に暮らす決断が遅すぎたのではないかと悔やむ夜もあった

なにせすでに25歳なのだ

ゲレンデでできる友人はほとんどが年下である

そして、オレより上手い人がたくさんいるのだ

今からF720ができるようになったから何だというのだろう

そんなふうに考えてしまう程には歳を取ってしまっていた

しかし、目標を達成せずにはその先の人生をうまく生きれる自信がなかった

好きな事くらい投げ出さずに目標に向かって突き進むように生きたかった

しかも、この先は挑戦が遅れるほど達成も遅れていくだろう

今しかできない挑戦だった

 

シーズンが終わっていく切なさが、強く、キツく身に染みていた

 

そして到来した春が、その冬の終わりを告げた

 

つづく!

つづきはコチラです!

nomvey.hatenablog.com

 

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