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よいくらし

雑記 おもしろそうな事を探している 遊んで楽しく良い暮らしな感じ

25歳からスノーボードのために山篭りをしたお話②

冬の終わりはシーズンの終わりじゃない

前回の記事を読んでない方はこちらを読んでからご覧下さい

nomvey.hatenablog.com

春のスノーボード、雪はベシャベシャ

土が見えたり草が見えたりして

山の色が変わっていく

 

パウダースノーには出会えるはずもなく

人もまばらでなんだか世間から取り残されたような哀愁が漂う

 

雪の白さが隠していたものが

ニョキニョキと姿を現してくる

 

大きな怪我もなくシーズンを終われたことに感謝し

届かなかった目標について「次のシーズンこそは」と決意を新たにする

気温が上がって陽気さが増してくる中でのスノーボードもまたいいものである

仲間とワイワイハイキング気分でBOX遊びでもできれば最高だ

 

雪どけ

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そうこうしているうちに雪は融けていってシーズンは終わる

ゲレンデで良く会っていた人たちも

そのほとんどが冬の終わりとともに地元に帰っていく

同居人も1人地元に帰る事になり、2人暮らしになった

 

冬という大きなお祭りが終わったような寂しさが漂っていた

 

ここからはなるべく直面したくないお金の事、仕事の事と向き合う時間だ

減っていく貯金残高や増えていく将来への不安なんかに負けないように

こんなふうに考えるようにしていた

 

やりたいことがあって、それができる身体があるのだ

望んだことををやれているなら

それだけで幸せじゃないか

 

少しでも長くこの生活が続けていけるように願っていた

そして、次の冬も楽しく滑るためにはお金が必要だ

オレはコンビニでアルバイトを始めた

 

バイトを通して何人かの友達ができたが

雪国に住んでいるのに

スキーもスノーボードもしない人たちばかりだった

 

パチンコやゲームが趣味の人が多く

なんだかガッカリした記憶がある

 

そういえばゲレンデで知り合う人たちの多くは

県外の人が多く、地元の人は少なかった

 

人が羨むような環境にいても

本人にとってやりたいことと関係なければ

何の意味もないんだなぁ

なんて思ったりした

 

オフシーズンの暮らし

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シーズンの終わったゲレンデ付近での暮らしは

平和で、のんびりしていて

地元民曰く「なーんもないよね」であった


勢いで引っ越してきたけど

冬以外の暮らしをあまり考えていなかった

 

バイト

麻雀

やばい

貴重な時間がどんどん溶けていく

一体何をしに来たんだオレは

春夏秋とこんなふうに時間を過ごすのはあまりにもつらい

海に入ってサーフィンしたいと思っても遠すぎる

 

あれれ?こんな暮らしがしたくて引っ越してきたのかオレは?

 

このままだと何かマズイ気がする

都内で遊んでいた友達が何人か来てくれたが

オレは都会が恋しくなり、友達はオレの暮らしを羨ましがっていた

お互いに、ないものねだりな状態だった

 

都会にいると田舎が恋しくなるなんてのはよくある話だ

そして、田舎にいると都会に行きたくなるってのもよくある話

 

バランス良く生きるには

季節ごとに行ったり来たりするとか

中間地点に住むとか

それぞれが生活のスタイルや趣味に合わせて選択していくしかないんだろうな

 

これからどうしていくのかは次の冬を過ごしてから決めよう

 

それにしても冬が恋しい

はやくスノーボードがしたい

そんなふう考えているうちに季節は流れていった

 

秋になり雪はまだかと待ち望む

その頃になると、その地域が持つ天候に気分が飲まれていた

この地域は晴れる日が少ない

どんより曇っている事が多いのだ

江戸時代の文献にもそれが書いてあるほどで

晴れが少ないことがどれだけ気分を滅入らせるものなのかを体験していた

 

朝起きて外を見る

また曇ってるよ

青空が、爽やかな日差しが欲しい

 

日を浴びなれない日々が続くと

気持ちが暗くなっていく

 

なんとなく同居している友人との仲も微妙な感じになっていた

お互いもっと陽気なテンポの人間だった気がする

今思い返してわかることだが

2人共その気候にやられていたと思う

 

毎日大浴場で温泉に入り

ジャグジーも温水プールもあるのに

 

オレたちが感じていたのは

それよりも晴天が欲しい

スノーボードしたい

そういった事だった

 

温泉にもプールにも慣れてしまい、飽きていたのだ

部屋の浴室のが1人で落ち着いて入れるからと

大浴場にも全然行かなくなった時期もある

 

リゾートマンションに住むことで

より良い隠居生活の仕方をたくさん学んだ

しかし、そんないつ役に立つかわからないことよりも

もっと近い将来に役立つような事を学びたかった

 

そして、冬が来た

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色々なことが限界に近付きつつあったが

初雪が降り、ゲレンデがオープンして

待ちに待ったシーズンが始まった

 

それまでの鬱憤を晴らすように

スノーボードを思いっきり楽しんだ

 

先シーズンに滑り込んだ事が効いていて

体も軽く、板が思い通りに動く

今年こそ目標のフロントセブン(空中二回転)をメイクするぞ!

 

まだかまだかと冬を心待ちにしていたオレは

やっときたシーズンにはしゃぎまくっていた!

このためにここにいるんだよオレは!

 

つづく!

つづきはコチラです!

nomvey.hatenablog.com